沼へようこそ!Yuka Mercusの作品レビュー第2弾 『嫌いでいさせて』

コマンタレブー

カリスマ

ファビュラスエイリアン神の

Yuka Mercusです。

 

今回ご紹介する作品を語る前に

独特の世界観について説明をば。

 

今回もBL作品紹介なので

苦手な方は回れ右して

他のファビュラス記事を

読みましょうw

 

チコッとBL用語解説コーナー

BLも進化いたしまして

バース物というジャンルが生まれております。

男女のほかに第二次性という

α、β、Ωがあります。

オメガバース物

略してオメガバ。

振り幅の広いジャンルだと感じています。

 

αは支配階級。知能が高い者が多く、エリート体質。

(ラットと呼ばれる発情期がある場合も)

スパダリの宝庫、ほぼ攻め。

βは中間層。数が一番多い。

Ωは下位層。発情期(ヒート)を原因として社会的に冷遇されている。

可愛い系、儚い系男子多数。男子でも妊娠可。ほぼ受け。

発情期には本能が抗うことができないくらい

魅惑的な香りを発する場合が多い。

 

作品によって独自設定になっていることも

あるのですが、大まかにこのように定義されていることが

多いように感じます。

 

 

番設定(運命の番)

αがΩ首筋を嚙み、番とすることで

特定の相手にしか発情しなくなる。

 

中でも会っただけで番と分かったり、

香りを特別に感じたりする者同士を

運命の番と呼ぶことも。

 

番が解消できるかや方法は

作者によって設定が異なる場合が多いかな

 

基本αの方が身分が高いので、

身分差に苦しみ逃げるΩ、追うαという

設定がデフォルトでありますw

 

逃げてて見つかる瞬間がたまらんww

 

 

第二回のご紹介作品は・・・コレ!

『嫌いでいさせて』

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過去αに酷い目にあわされた

主人公のΩのシングルマザーの男子

雫斗(なおと)と

主人公を「運命の番」と言うαの年下男子

葉月(はづき)の子育てBL。

 

オメガバが題材の作品では

αに囲われるだけの

ただ弱いだけの存在にされていたり、

やりすぎでは?というくらい

Ωが不遇な目に合う作品も多いけど、

この作品は主人公がΩであることを隠さず、

仕事をしていて子育てもして、

Ωだけど自立している点が

かなり評価高いです。

 

 

運命の番だから好きなのか

心から惹かれているのか

運命の番だからと本能レベルで惹かれて

カップルになっていく作品も多いけど、

この作品はお互いの人間性に引かれて

カップルになっていく点も良き。

 

シングルマザーなので

1人で頑張りすぎちゃって

周りに相談できない所とか

頼れないところとか

シングルマザーの私としても

共感の嵐。

でも頼らなさすぎることで、

返って周りを傷つけたり、

危険にさらしてしまうことも学びます。

 

できないことはで、できないって

頼っていいんだよね。

 

 

αの葉月君も

αだから何でもできるという訳ではなくて、

子育てに悩んだり、嫉妬したり・・・

αだからなんでもパーフェクト!

じゃない所が良きですね。

(なんでもパーフェクトもいいんだけどねwカプによるのかな)

 

お互い支えあいながら

成長する主人公カップル、

二人の子ども達の成長に

ほのぼの、キュンキュンします。

 

αやΩ、運命といった設定があった上で

しっかり人間ドラマがある作品。

 

サブキャラカップル

朝永先生と柳木先生(あさやな)の恋の行方

も気になる。

このサブキャラカップルもいいのよお

朝長先生の

ちょっと抜けてたり

愛が重くて暴走しかけるところや、

柳木先生の不器用ながら前に進んでいくところがね

良き💖

 

 

まだまだこの先の展開が楽しみな作品💖

 

こちらもイチャイチャ度と話の奥行きの

バランスのいい作品かなと思います。

 

マタニティシーン等直接的な表現はないので

オメガバものの中でも入りやすい作品かなと思います。

 

スマホの中に

新しい扉をぜひ開いてみてはいかが?

 

読んでくれてありがとう💕

Bon voyage

yuka🌹

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