コマンタレブー
ファビュラスエイリアン神
意外と?読書家
ファビュラスエイリアン神の
Yuka Mercusです。
今回ご紹介したい作品は
十二国記シリーズより
『魔性の子』
十二国記シリーズのエピソード0にあたる作品です。
『魔性の子』(日本を舞台にしたホラー小説。新潮文庫)1991年
『月の影 影の海』(登場国:巧、雁、慶)1992年
『風の海 迷宮の岸』(麒麟の物語。登場国:黄海、戴)1993年
『東の海神 西の滄海』(登場国:雁)1994年
『風の万里 黎明の空』(登場国:慶、恭、芳、才)1994年
『図南の翼』(登場国:黄海、恭、奏)1996年
『漂舶』(『ドラマCD 東の海神 西の滄海』付録)(登場国:雁)1997年
『黄昏の岸 曉の天(そら)』(登場国:黄海、慶、雁、戴、範、漣)2001年
『華胥の幽夢』(かしょのゆめ、短編集)2001年
『丕緒の鳥』(ひしょのとり、短編集)2013年
『白銀の墟 玄の月』(しろがねのおか くろのつき、登場国:戴)2019年10月12日一・二巻発売、11月9日三・四巻発売
十巻・・・
一巻四冊構成とかもあるから、
冊数にしたらもっと
多い・・・ん・だ・け・ど・も
十二国記シリーズは大変大変お勧めなので
占い師・ヒーラーさんはぜひ読んでほしい。
YUKAさんからの
課題図書です!!
(感想文書けとは言いませんからw)
アニメ見たよ!
っていう方も
ぜひ読んでいただきたい。
話の深みが全然違うのよ!!
アニメでは原作に登場しなかった
主人公陽子の同級生が話を引っ掻き回すので、
視聴者のイライラが増してしまったように感じたなあ。
マジでリメイクしてほしい(切実)
原作が一応完結を迎えているので
シリーズに手を伸ばして頂きたい。
心にグサグサ刺さるくらい
名ゼリフの嵐なので、
自分自身のカウンセリングにもなるよ。
神仙の世界をどうとらえるか
人との向き合い方
非常に考えさせられます。
十二国記は一巻ごと紹介していく予定。
まず『魔性の子』から紹介するのは
魂の出自の話に少し関わってくるかなって思うから。
どこにも、僕のいる場所はない──
教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。
周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。
彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、
「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、
“神隠し”を体験したことに関わっているのか。
広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。
心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。
『魔性の子 十二国記』 小野不由美 | 新潮社HPより
自分の居場所はここではない――。
神やエイリアンはこのように
感じている人が多い傾向があります。
地球が合わなさ過ぎて、
自分の魂の出自が何か知らない頃でも
消えたい
還りたい
命を閉じたい
長生きしなくていい
様々な言葉で地球にいたくないと
感じていた人も多いはず。
死にたいわけじゃないけど
ここにいたくない
だからこそ作品に出てくる
「帰りたい。でもどこへ・・・」
この言葉に共感する
神、エイリアンも多いんじゃないかな。
他にも
「悪いのは自分を受け入れないこの世界」
「自分は被害者だ」
「自分はこの世界の人間ではないから、理解されない」
「人間は汚い」
このように考えている広瀬は
逃げ出すように存在しない世界に思いを馳せている。
この感覚もエイリアン魂の方は感じたことあるんじゃないかなあ。
作品中周りと合わないのは
本来自分がいるべき場所があるからと考える広瀬は
同胞と思った高里を庇いだしますが、
「広瀬」と「高里」の違いとは。
現実社会と見えない世界の両方を
見せてくれた後、
厨二病人間にしっかり現実を
突き付ける作品です。
『魔性の子』では
ヒーリングやブロック外しは出てきませんから
登場人物は
突き付けられた現実を
ただ受け止めるしかありません。
その点今我々が生きる世界は
現実を突きつけられても
ヒーリングできることが
救いかもしれませんね。
地球という場所から逃げずに
生きやすくすることができるから。
『魔性の子』は
十二国記のエピソード0となっていますが、
時系列的には『黄昏の岸、暁の天』
と同時進行の話になります。
シリーズの中でいつ読むかは
非常に悩ましい。
私は最初に読んで、もう一度
『黄昏の岸、暁の天』の後に
読み返してほしいなあ。
読んでくれてありがとう
Bon voyage
yuka🌹
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